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親切をして嫌われる人



ある身障者のお子さんを毎日車椅子で学校へ送りむかえしているお母さんに、出会う人たちが「たいへんですね」と声をかけるそうです。
声をかける人はいたわりの心のつもりでしょうが、そのお母さんは、自分は大変とも思ってないのに、その言葉で子どもが「自分は母に大変な負担(ふたん)をかけているんだ」と思うようになるのがとても心配だと言われているのを聞いたことがあります。

このように私たちは親切をしたり、やさしい言葉をかけたつもりで相手に迷惑をかけ、いやがられたりしていることがあります。何故でしょうか。

それは私たちの心に深い思いが足りないからでしょう。どこかに親切にする側、される側、いたわる側、いたわられる側という差別意識があるかも知れません。

自分の心に問題があるのです。自分を相手より優位な側において、親切にしたりいたわりの言葉を使うことに問題があります。ひょっとしたら相手をいたわることで、自分に優越感を感じていたりすることがあるかもしれません。

人はあわれみや見くだされることを最も嫌います。差別をびん感に感じとります。 人を見る自分の心の姿勢をよくよく正しくすることが大切です。

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